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【Googlebook】HP Googlebook 14の海外レビュー、ハードは高評価もOSに課題

タケイ

米国のテックメディア「9to5Google」に、HP初のGooglebookとなる「HP Googlebook 14」の実機レビューが掲載されました。

執筆はBen Schoon氏です。「ノートPCとしては素晴らしいが、OSが足を引っ張る」という厳しい評価が下されました。本件は海外メディアの筆者による実機レビューであり、個人の意見を含んだ内容となっています。

なお、同媒体ではAbner Li氏によるGooglebook OS全体の詳細レビューが先に公開されており、今回の記事は補足という位置づけです。

ハードウェア本体の作りは高く評価されています。

厚さは10.9mm、重さは2.74ポンド(約1.24kg)です。HP公式サイトでは重量が2倍に誤記されていると記事で指摘されています。
剛性の高いアルミ筐体でキーボード面のたわみは抑えられていました。片手でディスプレイを開くテストもおおむね合格しています。
底面の脚は角が立った設計で吸気用の隙間が確保され、背面の隙間は閉じて持ち運ぶ際に持ち手のようにも感じられるそうです。
MacBook Airのようなフラットな形状とは異なるものの、筆者は気に入ったと述べています。

キーボードは薄型ながらキーストロークが深く、打ちやすさは本体における最大の長所の一つと評されました。打鍵音は心地よく、公共の場で使ってもうるさすぎない程度です。バックライトの視認性も良好です。最上段のファンクションキーはおおむね直感的ですが、全画面切り替え(F4)とスクリーンショット(F5)のアイコンには改善の余地があり、スクリーンショットキーの意図は特に伝わりにくいと指摘されています。Googlebook独自のキーボードショートカットも、手になじむまで少し時間を要する印象です。

トラックパッドの操作感も良好とされました。
Googlebook第1弾の基準としてハプティック(感圧式)トラックパッドが必須とされた方針は歓迎されています。ただしHPの実装には「ほんの少し中空感がある」と触れられました。トラックパッドがスペースバーの直下まで広く取られた配置は好みが分かれる可能性があるものの、テスト中は支障がなかったと報告されています。

ディスプレイは14インチのOLEDパネルを採用し、鮮やかで発色に優れ、明るさも十分とされました。屋外環境ではもう少し輝度が欲しいところですが、直射日光の下でなければ視認性に問題はありません。

バッテリー駆動時間は実用的な水準を満たしているものの、MacBook Airの領域には届きません。Snapdragon搭載のWindows機と同等程度にとどまります。
スタンバイ時の電力消費は良好で、Android由来のバッテリー詳細が確認できる点は便利と評されました(Windowsはバッテリー管理の面で大きく遅れていると筆者は言及しています)。充電は非常に速く、同梱の充電器も現代的と評価されています。

性能面では、Snapdragon X Eliteと16GBのRAMを搭載しており極めて軽快です。
操作中に細かな引っかかりが見られた場面はあるものの、端末の起動はほぼ一瞬で完了し、全体的な処理能力に不満は出ませんでした。

一方、筆者が最大の課題として挙げたのがGooglebook OSそのものです。
ChromeOSを新たな基盤の上に再構築したシステムであり、将来の発展性は見込めるものの、既存の課題をほとんど解決できていません。
デスクトップ向けの実用的なソフトウェアは限られており、Linux環境への対応は大きく後退してしまいました。他プラットフォーム向けアプリを動かすエミュレーション機能も用意されていません。

Googleがアピールする「AndroidユーザーのためのノートPC」という打ち出しに対しても、筆者は懐疑的な見方を示しました。

筆者の総括として、現時点で1,200ドルをGooglebookに投じる選択は推奨されていません。同等以下の予算でWindows機やMacBookを購入できる状況があるためです。将来的に手頃な価格帯のハードウェアが登場すれば評価が変わる余地はあると付け加えられています。なお、日本での展開は記事に記載がありません。

1,200ドルは米国市場での価格設定です。

Googlebookを検討している読者にとっては、ハードウェアの高い完成度と、アプリやLinux環境といったOS側の現状を切り分けて冷静に見極める材料になります。

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ABOUT ME
タケイマコト
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Chromebook愛好家
埼玉県在住のサラリーマン。 Chromebook(クロームブック)の魅力を広めるために勝手に活動する「Chromebookマニア」です。 パソコン7割(Chromebook、レッツノート、マウスコンピュータ)、ガジェット3割(デジタル手書き、スマホ)でやってます。
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