【予約開始】Google Home スピーカーが16,800円で登場!5年ぶりの新型はGemini搭載で6/25発売
Googleストアで「Google Home スピーカー」の予約受付がスタートしています。価格は16,800円(税込)、発売は2026年6月25日です。
Google Nest Audioが2020年10月発売だったので、Google純正のスマートスピーカーとしては実に5年ぶりの新顔です。しかも今回は、音声アシスタントが従来のGoogleアシスタントから生成AIの「Gemini for Home」に置き換わるという、中身がガラッと変わるタイミングでの登場。個人的にはここがいちばん見逃せないポイントだなあと思っています。

5年ぶりのGoogle純正スピーカー、何が変わった?
外観はGoogle Nest AudioやNest miniの流れを汲んだメッシュ素材のシンプルなデザインで、ぱっと見の方向性は大きく変わっていません。
カラーはチャコール(黒)とホワイト系の2色展開。製品画像を見ると、ぽってり丸みを帯びた卵形のボディで、テーブルやサイドボードにそのまま置いてもインテリアに馴染むデザインです。

実際、Googleの製品写真でも真鍮のランプや本の山の隣に置かれていて、ガジェットというより家具寄りの佇まいだなあと感じました。上の写真にある「今日仕事に行っている間に何があったか教えて。」というセリフが、このスピーカーの新しい使い方をよく表しています。
私が気になったのは本体下部に新搭載された「ライトリング」です。

製品画像でもブルーからパープルへ流れるように光るのが確認できて、これがかなりきれい。Geminiが「聞いている」「考えている」「推論している」「応答している」「Gemini Liveモード」といった状態を、このライトの点灯や色で見せてくれる仕組みです。AIと会話する以上、いま機械側がどういう状態にあるのかが目で分かるのは地味に大事で、これは使ってみたい装備です。

本体をタップして音量調整や会話のストップができるのは従来通り。Googleは今回のスピーカーを「家庭でのGemini体験を最高のオーディオとともに届けるために刷新した」と説明していて、音質の底上げに加えてAI処理をスムーズにこなすための工夫が入っているようです。サウンド面では360度の全方位サウンドをうたっていて、置き場所を選ばず均質な音を楽しめるとのこと。Google TV Streamerに接続すればホームシアターのサラウンドスピーカーとしても使えます。
主役は「Gemini for Home」
正直、ハードよりもこっちが本題です。新スピーカーは2026年初頭に日本展開予定の「Gemini for Home」を前提に設計されています。
これまでのGoogleアシスタントが「タイマーかけて」「電気消して」みたいな決まったコマンドをこなす相棒だったのに対し、Geminiはもっと自然な会話ができるのが売り。話の途中で口を挟んだり、続けて質問したりしても成立する、いわば友達と話すような感覚というわけです。

Googleの紹介例がなかなか具体的で、「スクランブルエッグをプロのシェフのようにふわふわに作るには?」と聞けば調理のコツを返してくれたり、「ディナーパーティーの計画を手伝って」「下半身の主要な骨についてクイズを出して」といった相談・学習の相棒にもなる。曲のタイトルを忘れても「こういう感じの曲」と説明すればGeminiが探してくれる、なんてこともできるとされています。ここまで来ると、もう検索窓に打ち込むより喋ったほうが早い場面が増えそうだなあと感じます。
さらに面白いのが、Nest Camと連携したときの使い方です。「今日仕事に行っている間に何があったか教えて」とスピーカーに尋ねると、留守中の出来事をまとめて教えてくれる。「リビングルームの花瓶はどうしたの?」のように、カメラ履歴を声で検索できるのも新しいところです。スマートホーム操作も「照明を暗くして室温を下げ、リラックスできる音楽を再生して」と一息に伝えれば、複数の操作をまとめてGeminiがこなしてくれます。
ただし注意したいのが、この自然な会話ができる「Gemini Live」を使うには別途「Google Home Premium」というサブスクが必要になる点。Google Home スピーカーを買うと6か月間(6,000円相当)のStandardプランが無料でお試しできますが、その後も使い続けるなら課金が前提になります。なお無料特典は18歳以上の新規ユーザー限定で、有効期限は2026年9月30日まで。すでにGoogle Home Premiumを契約中の人は対象外なので、そこは要チェックです。
Google Home Premiumの料金は2プラン
| プラン | 月額 | 年額(実質) | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| Standard | 1,000円 | 10,000円(2,000円引き) | Gemini Live、自動化作成サポート、自宅全体の履歴 |
| Advanced | 2,000円 | 20,000円(4,000円引き) | Standardの全機能+カメラ履歴の音声検索、一日の概要(ホームブリーフ) |
無料期間が終わったあとも、Geminiの標準機能(質問への回答、スマートホーム操作、タスク実行のサポート)は使えます。Gemini Liveや自動化作成サポート、Nest Camの履歴を声で検索するといった上位機能を使い倒したい人だけ、課金を検討すればいいという整理です。Nest Camをすでに何台か運用している家なら、Advancedの「カメラ履歴を声で検索」「一日の出来事を要約」あたりはかなり実用的に効いてくるはず。逆にスピーカー単体で完結させたい人なら、Standardでも十分かなと思います。
なお、購入特典としてYouTube Premiumの3か月無料も付いてきます(プロモコードは別メールで届く形)。広告なしでYouTube Musicの1億曲以上が聴けるので、音楽用途で導入する人にはうれしいオマケです。
発売は6月25日。予約は今から
本体価格16,800円で予約受付がスタート、発売は2026年6月25日です。同時に発表されたNest Cam Indoor(第3世代)が15,800円、Nest Cam Outdoor(第2世代)が23,800円ですでに発売済みなので、スマートホームをGoogleで一式そろえるなら、このスピーカーが核になりそうです。
Googleストアでの購入には最低価格保証や送料無料、限定保証も付いてくるので、純正をそのまま買うなら直販が無難。ちなみに、Gemini for Home展開に先駆けてGoogle Homeアプリも刷新済みです。従来5つあったタブが「ホーム」「アクティビティ」「オートメーション」の3つに整理され、デバイスの動作履歴をタイムラインで追えるようになっています。スピーカーが届く前に、アプリ側で新しいGoogle Homeの世界観を先取りしておくのもアリだと思います。
