【GoogleWorkspace】Google KeepにGeminiが直接統合、リスト作成とGemini Liveでメモが変わる
メモアプリ「Google Keep」におけるGeminiの活用について、海外テックメディア「Android Authority」のPankil Shah記者による実機体験コラムが公開されました。
本件はGoogleからの新規発表ではなく、実装済みの機能を実際に使い込んだ記者のレポートとなります。
従来もGeminiアプリを介してGoogle Keepのメモ作成や検索、削除といった操作は行えました。
現在はGeminiの機能がGoogle Keepアプリ内部へ直接組み込まれ、アプリ間の画面切り替えを挟むことなくAI補助を利用できるようになっています。
アプリ内に追加された「Help me create a list(リスト作成を手伝って)」ボタンでは、目的をテキスト入力するだけでGeminiがゼロからリストを作成します。
たとえば「2人分のパスタの買い物リスト」「週末に見るSFドラマの候補」「自転車の清掃用品リスト」といった要望に応じてリストが作成されます。
生成された内容は、メモに追加する前にプレビューで確認できます。
記事によると、機能は全Pixel端末のユーザー、ならびにGoogle AI ProやUltraプランの加入者が利用可能です。あわせて、既存のメモ内容からふさわしいタイトルをGeminiが提示してくれる機能も備わっています。
さらにGoogle Keepアプリのホーム画面には、通常の「新しいメモ」ボタンの上にGemini Liveのアイコンが配置されました。音声を通じてGeminiと対話しながらメモを組み立てることが可能です。記者の試行では、パスポート申請に必要な書類のチェックリストや、3日間のテックカンファレンスに向けたガジェット持ち物リスト(各種充電器、変換アダプタ、モバイルバッテリーなど)を音声のみで構築しました。
不要な項目の除外や、スマートフォン用周辺機器とノートPC用周辺機器といったメモの分割作業も音声指示で完結しています。音声作成時も最後にプレビュー画面が表示され、確認した上で保存する流れです。記事によると、Gemini Live連携にはGoogle AI Plus、Pro、Ultraいずれかの契約が求められます。
コラムの筆者は普段Galaxy端末を愛用しており、S Penによる手書き入力やPDF注釈、Galaxy AIによる文章要約といったSamsung Notesの長所を高く評価していました。それでも今回のGemini直接統合がもたらす利便性に惹かれ、メインのメモ環境をGoogle Keepへ移行したと語っています。なお、Samsung Notesの使い勝手を維持したい場合でも、Samsung NotesをGeminiに連携させれば、Geminiアプリ側からメモ作成や要約、検索を呼び出す運用が可能です。
なお、これらの機能の日本語環境での提供状況は記事に記載がありません。
メモ作成の自動化や音声による手早い整理に関心がある読者にとって、手持ちのPixel端末や契約中のGoogle AIプランを有効活用するヒントになりそうです。
