2023年にChromebookのラインナップに「Chromebook Plus」が加わりました。
AIを活用した機能や高い性能を搭載したモデルで快適にブラウザ作業を行えます。
具体的に何が違うのか?
これまでのChromebookと「Chromebook Plus」の違いを解説します。
スペックの違いは以下の通りです。
スペック比較 | Chromebook | Chromebook Plus |
---|---|---|
基本性能 |
最大10時間のバッテリー |
|
処理能力 | Intel Celeron、Nシリーズ | Intel Core i3以上 |
ストレージ | 32GB~ | 128GB |
メモリ | 4GB | 8GB |
ビデオ会議 | 720p | 1080p |
写真・動画の編集 | Googleフォト |
Googleフォト |
使用可能なアプリ |
Google WorkSpace |
Google WorkSpace |
データのオフライン利用 | Googleドライブのデータをダウンロード |
ファイル同期機能 |
Plusモデルの一番の違いは、CPU、メモリ、ストレージです。
最低限以下のスペックが保証されています。
認定を受けているモデルは、CPUはIntelでいえばCore i3以上で、ハイエンドといわれるクラスに限定、メモリも最低8GBで、ストレージもSSDで128GBと大容量になっています。
WEBアプリを快適に使う、タブをたくさん開く、Googleドライブのデータを同期するなどの重めの作業を快適にこなせるスペックとして定義されています。
ディスプレイもフルHD以上と定められています。
ノーマルのモデルにはHD解像度(1366×768)のものもありますが、Plusは必ずフルHD(1920×1080)以上です。
ブラウザの表示もノーマルモデルに比べて高精細になっています。
AI機能への対応も異なります。
Chromebook PlusではPixelスマホでおなじみの「消しゴムマジック」にも対応しており、今後は動画の編集マジックにも対応予定です。
※Chromebookでも消しゴムマジック
他にもWEBカメラの背景ぼかしやマイクノイズキャンセリングなど、ローカルAIも利用可能で、今後も先進的な機能が使えるのも大きな違いです。
ローカルパソコンの機能に大きく使い勝手が左右されるWEBアプリ(Adobe Photoshop WEB版)も快適に使えるように設計されています。
特にAdobe Photoshopは画像補正やレタッチの快適さは使っているパソコンの機能を使うので、性能に大きく左右されます。
ノーマルのChromebookでも使えるのですが、動作が重く固まってしまう事もあり快適ではありません。
AdobeとGoogleが快適に使えるスペックを定義したのが「Chromebook Plus」なので、Photoshopのような重いアプリでも快適に動作してくれます。
Chromebook Plusでは、Googleドライブにあるデータ全てのオフライン利用も可能です。
機能を有効にすれば、ネットにつながっていなくても作業が行えたり、作業途中にネットが切れて作業中断したりすることもありません。
あったらいいなの便利機能もPlus限定で配信されるようになっています。
以上、Chromebook/Plusの違いについてでした。
Chromebook Plusは、Chrome OSの真価を発揮してくれる機能が満載です。
登場したばかりで機能差があまりありませんが、これからもどんどん機能が追加されます
Plusならでは特典も満載、価格も7万円程度から購入可能ですので、是非使ってみてください。
特典については以下のリンクから確認できます。