Chromebook通信です。
話題・ニュース、最新情報をレポートします。
8月にどんな話題があったのかを振り返ります。
まずは新機種情報からです。
「Lenovo IdeaPad Flex 570i Chromebook Plus」は、第13世代インテル® Core™プロセッサー搭載を搭載した、コンバーチブルタイプのChromebookです。
Amazon販売モデルは7月に発売されていましたが、店頭モデルが8月から発売開始となりました。
ヨドバシカメラやビックカメラでは店頭展示されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
こちらは発売の噂ですが、Lenovoのデタッチャブルタイプの新型マニュアルが発見されました。
日本ではEDIXで展示済みの機種で、量販店で売られている「Duet370」の後継機種です。
タブレットにもなるタイプは人気でこちらもメモリが増強、発売されたら人気の出るモデルになるでしょう。
スペックは以下の通りです。
27日にStableチャンネルにVer 127が配信開始となりました。
主な変更内容は以下です。
ChromeOS 128 では、スナップ グループを使用して ChromeOS 上のウィンドウをグループ化できます。
スナップ グループは、2 つのウィンドウをペア設定して分割画面にする際に作成されます。
分割画面を解除したり、同時にサイズを変更したり、グループとして両方を移動したりできます。
光学式文字認識(OCR)では、ML を活用したテキスト抽出サービスを統合することで、ChromeOS カメラアプリで撮影した画像からテキストを抽出できます。
ChromeOS 128 は 77 言語に対応しており、横書き、縦書きの両方の文字列を検出することができます。これにより、画像内のテキストをコピーして検索したり、スクリーン リーダーで画像内のテキストを読み上げたり、画像から検索可能な PDF を作成したりできます。デフォルトでは、フォトモードでのテキスト検出は無効になっています。
[設定] > [テキスト検出のプレビュー] で有効にできます。
オート ゲイン コントロール(AGC)は、ビデオ通話アプリなどのアプリで、音声の品質を最適にするためにマイク音量を自動的に最適化する機能です。
オート ゲイン コントロールが有効になっていて使用されているときには、クイック設定パネルにメッセージが表示され、マイク ゲイン スライダーがオーバーライドされていることをユーザーに知らせます。
AGC は ChromeOS 128 でデフォルトで有効になっています。
AGC をサポートするアプリでもマイク音量を手動で調整する場合は、[設定] > [デバイス] > [音声] に移動し、[アプリによるマイク音量の自動調整を許可する] の選択を解除します。
ChromeOS モバイル対応デバイスで、アクセス ポイント名(APN)の表示、管理、追加が容易になりました。
また、登録エラーの処理とメッセージを改善しました。
ChromeOS の通知では、固定された通知とその他の通知を視覚的に区別できます。
ChromeOS 128 では、固定された通知と通常の通知とが明確に区別されて表示され、ユーザーに瞬時のイベントではなく進行中のプロセスを通知します。
[設定] > [プライバシーとセキュリティ] > [プライバシー管理] ページに位置情報へのアクセスを制御する機能が追加され、ChromeOS デバイスのプライバシー管理がより簡単に行えるようになりました。
ユーザーは必要に応じて位置情報へのアクセスを [許可]、[システム サービスでのみ許可]、[オフ] に設定できるようになりました。
以前に付与した権限に関係なく、ユーザーはすべてのアプリやウェブサイト、またはシステム全体による位置情報へのアクセスをブロックできます。また、必要に応じて簡単に有効にすることもできます。
新しいポリシー GoogleLocationServicesEnabled が追加されました。
これにより、デバイスのユーザー セッションにおける位置情報の利用を制御できます。
下記の非推奨のポリシーとは異なり、Android VM(Arc)だけでなくシステム全体に影響します。
Android VM(Arc)だけでなくシステム全体を対象とする GoogleLocationServicesEnabled ポリシーの追加に伴い、このポリシーは非推奨となります。
また、DefaultGeolocationSetting の効果が変更され、システムの位置情報の設定に影響しないようになります。
ChromeOS でカメラとマイクを使用するには、2 つの異なる場所でプライバシー管理とアプリの権限の両方をオンにする必要があります。
よりスムーズなユーザー エクスペリエンスを実現するために、ユーザーがプライバシー管理の状態をより簡単に把握できるようにし、ChromeOS の [アプリ] 設定ページに操作可能なリマインダーを表示するようにしています。
ChromeOS の [アプリ] 設定ページを表示するには、[設定] > [アプリ] > [アプリを管理する] をクリックし、目的のアプリを選択します。
ChromeOS 128 以降では、経時的な変化をより正確に追跡するために、集計された指標データが 1 年間保持されます。
指標データには、クラッシュ率などの Android アプリのパフォーマンス指標が含まれます。これらの指標は、ChromeOS デバイスでの Android アプリのパフォーマンスの改善に役立ちます。
ChromeVox に合わせて動作する拡大鏡は、目の不自由な方やロービジョンの方向けに設計されています。
ChromeVox を使用してテキストを読み上げると、拡大鏡がテキストを追って自動的に移動するため、どこを読んでいるか見失う心配がなくなります。
この機能を試すには、設定で拡大鏡と ChromeVox の両方を有効にします。
Ctrl+Alt+明るさを上げるキーと Ctrl+Alt+明るさを下げるキーを使って、好みのズームレベルにズームインします。拡大鏡の設定で、この動作を調整するための設定を使用できます。
おふいすかぶさんにて、毎週水曜日と金曜日、Chromebookに関するライブ配信をされています。
トークも面白いので時間の合う方はぜひ参加してみてください。
以上、8月にあったChromebookに関するニュース、アップデート、イベント情報でした。
今月はめでたくLenovoのChromebook Plusが店頭で発売開始となりました。
8月のマウスからと立て続けにリリースと元気があるのがいいですね。
Acer、ASUS、Lenovoがそろい踏みとなったので是非確認してみください。
なお、Chromebook Plusの機種検索は以下で行えます。
ぜひご活用ください。