Google WorkSpace関連のニュース、トピックです。
Google WorkSpaceにGooogleの生成AIであるGemini Businessが統合されました。
米Googleは1月15日、企業向け「Google Workspace」のStandardとEnterpriseプランで、これまで1ユーザー当たり月額2260円(年間契約の場合)で提供してきたアドオン式のAI機能「Gemini Business」をWorkspaceに統合し、無料で利用できるようにしたと発表しました。
どのように変化したかというと、Google WorkSpaceアカウントでGmail、Googleドキュメント、スプレッドシートなどを開いた場合、Gemini ボタンが追加。
押すことでGeminiウィンドウが開けるようになっています。
ここからプロンプトを入力することで、Geminiが作成した文章をいれたり、関数をスプレッドシートに追加、処理などを行えます。
これまでは、GeminiアドオンとしてGoogle WorkSpaceとは別契約が必要でしたが、今回の統合で、追加の契約無しでも使えることとなります。
統合に合わせてGoogle WorkSpaceの価格も新規ユーザは1月から、既存契約のユーザは3月17日から値上げされます。
ビジネスプランの価格は以下のとおり。
※Enterpriseの価格はパートナーにお問い合わせください。
プラン | 新価格 | 旧価格 |
---|---|---|
Starter | 800円 | 680円 |
Standard | 1600円 | 1360円 |
Pllus | 2500円 | 2040円 |
GoogleWorkSpace単体で考えると値上げですが、これまではアドオン料が2260円かかっていました。
Standardの場合、1360円+2260円=3620円がかかっていたのが1600円ですから、アドオンを導入していた企業にとっては大幅な値引になっています。
Microsoft365の場合、Copilotを付けるだけで月額3200円を支払わなければなりません。
値上げとはいえ、月数百円のでGeminiが使えるようになるのは相当安い価格設定といえるのではないでしょうか。
Geminiでできること、料金については以下を参照してください。