LenovoがChromebookとしては初、ArmベースのAI対応Chromebook
「Lenovo Chromebook Plus 14」
の発売を北米で開始しました!
CPUにNPU50TOPSを誇る「MediaTek Kompanio Ultra 910」を搭載。
メモリは最大16GBで14インチのディスプレイを持ちながらも1.17kg、バッテリー時間17時間を実現した
高性能ながら、薄型、軽量、長時間バッテリーを実現したプレミアムモデルです。
価格はメモリ16GBモデルが748ドルから発売となっています。
仕様 | 詳細 |
---|---|
プロセッサ | MediaTek Kompanio Ultra プロセッサ(最大50 TOPSのAI処理性能) |
ディスプレイ | 14インチ OLED ディスプレイ(1920 x 1200解像度、400nit輝度、100% DCI-P3色域、タッチスクリーンオプションあり) |
メモリ | 最大16GB LPDDR5X RAM |
ストレージ | 最大256GB UFSストレージ |
バッテリー | 60Wh バッテリー(最大17時間の駆動時間)、65W USB-C急速充電対応 |
オーディオ | Dolby Atmos対応のクアッドスピーカー(下向きウーファー2個を含む) |
ポート | USB-C (5Gbps) x2、USB-A (5Gbps) x1、3.5mmオーディオジャック x1 |
カメラ | 5MP ウェブカメラ(物理プライバシーシャッター付き) |
ワイヤレス接続 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
重量 | 約1.17kg (2.58ポンド) |
価格 | メモリ16GB|748ドル |
Lenovo Chromebook Plus 14 は、Lenovo が Google と提携して開発した新しいフラッグシップ Chromebook で、2025年6月23日に発表されました。
このデバイスは、Chromebook Plus の中で初めて MediaTek Kompanio Ultra プロセッサを搭載しており、ChromeOS の新しいAI機能を最大限に活用できるように設計されています。
NPUで50TOPSの性能を誇り、ChromebookでもオンデバイスでのAI実行処理を可能になりました。
省電力性の高いArmベースのCPUになったことで、14インチで高性能ながらバッテリー時間は最大17時間を実現。さらには重量も1.17kgからと非常に軽量な仕上がりになっています。
これまでのIntelモデルはバッテリー時間が10時間程度、重量が1.4kgを超えていたことを考えると、バッテリーと重量のバランスの良さは目を見張るモノがあります。
インターフェースはそれなりに充実しており、左右にUSB-Cポートを搭載、HDMIポートもついているので実用性十分。
キーボードもMIL-STD 810Hに準拠した堅牢性を備えています。
この機種ならではの工夫が背面にはマット加工の波線加工を施されていること。この仕組みによって手に持ったときに滑りにくくなっています。
細かいところにまで手が行き届いた充実のハイエンドモデルといえるでしょう。
価格はメモリ16GBモデルが748ドルで、北米のBestBuyとLenovo.comで販売中です。
以上、6月から発売になったLenovoの新機種「Lenovo Chromebook Plus 14」発売開始についてのニュースでした。
久しぶりにChromebookユーザの琴線に触れるすごいモデルが出てきたなと感じましたね。
最近のChromebookはハイエンドになればなるほどバッテリー時間が短くなりがち。
スペックベースでも10時間以下のモデルが少なくなく、性能とバッテリー、重さのバランスがイマイチでした。
そんなバランスを一気に突き崩し、かつ「ChromebookでオンデバイスAI」という新しい世界ももたらしてくれました。
現状は北米のみの販売ですが、これまでのLenovoの展開を考えると日本向けへの発売の可能性は高いです。
本当に要注目なモデルなのは間違いないので、ぜひChromebookユーザの方はチェックしてみてください!
公式のYouTube映像
ChromeUnboxedによるハンズオン
公式のサイトです。
Lenovo Ushers Next Generation of Hybrid AI with Lenovo Chromebook Plus (14”, 10)
https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/next-generation-hybrid-ai-chromebook-plus-14-10/