2026年最新のChromebookタブレットのレビューをお送りします!
「タブレットとしてもノートとしても使えるChromebookが欲しいけど、安いモデルだと動作がもっさりしないか心配」
「iPadは高いし、AndroidタブレットだとPC作業がいまいち……ちょうどいい2-in-1が見つからない」
そんな方にぴったりなのが、今回紹介する
「ASUS Chromebook CM32 Detachable(CM3206)」
です。

2026年6月に発売されたこのモデルは、前モデルCM30からSoCがMediaTek Kompanio 540へと進化し、12.1インチ2.5K・120Hzの美しい画面と、タブレット単体620gという軽さを両立しています。
私はCM30をずっと愛用してきたんですが、CM32に持ち替えてまず驚いたのが、Chromeブラウザの動作がはっきりキビキビになったことなんですよね。
この記事では、CM30ユーザーの私がCM32を実際に使い込んで感じた良かった点や注意点を中心にレビューし、どんな人にオススメなのかも合わせて紹介します。
Chromebook選びの参考になれば幸いです。
レビューに当たって、機材はお借りしていますが評価には影響しません

| 価格 | 74,800円〜(8GB/64GBモデル・税込) |
|---|---|
| 型番 | CM3206DM4A-TR0023ほか |
| 本体カラー | クラウドチタニウム |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ)mm | タブレット:279.16(W)×181.41(D)×7.65(H)mm/キーボード装着時:279.16×190.01×17.87〜24.5mm |
| 本体重量 | タブレット約620g/スタンド付き約784g/キーボード込み約1,096g |
| モニタサイズ | 12.1型ワイドTFTカラー液晶 |
| モニター解像度 | 2,560×1,600ドット(2.5K / 120Hz) |
| 表面仕様 | グレア(Corning Gorilla Glass 3) |
| 4K・有機EL対応 | 非対応 |
| OS | ChromeOS |
| CPU | MediaTek Kompanio 540(8コア / 最大2.6GHz) |
| グラフィックス | Arm Mali-G57 MC2(CPU内蔵) |
| メモリ | 4GB / 8GB(LPDDR5X-6400 / 増設不可) |
| メモリ最大搭載量 | 8GB |
| ストレージ | 64GB / 128GB |
| 搭載ストレージタイプ | eMMC |
| タイプ | デタッチャブル2-in-1(マグネットスタンド式) |
| タッチパネル | タッチパネル対応(10点マルチタッチ) |
| ペン | ワイヤレス充電対応 ASUS USI Pen(4,096筆圧・付属) |
| WEBカメラ | 前面503万画素/背面503万画素(オートフォーカス対応) |
| インターフェイス | USB3.2(Type-C/Gen1/PD・映像出力対応)×1、ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック×1 |
| Bluetooth | Bluetooth® 5.3 |
| 対応SIMサイズ | LTEモデルのみ対応(au系バンド) |
| オーディオ・スピーカー・マイク機能 | Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、アレイマイク内蔵 |
| 入力装置 | デタッチャブルキーボード(日本語配列) |
| キー配列 | 日本語版キーボード(JIS配列) |
| 無線LAN | Wi-Fi 7対応(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be) |
| バッテリ駆動時間 | 42Wh、最大約13時間駆動 |
| 電源 | Type-C / 45W ACアダプター(15V/3A) |
| 保証 | 12ヶ月インターナショナル保証+ASUSのあんしん保証(要登録) |
| 付属品 | ACアダプター、ASUS USI Pen、デタッチャブルキーボード、マグネットスタンド、製品マニュアル、製品保証書 |
「ASUS Chromebook CM32 Detachable(CM3206)」は、本体がタブレットで、マグネットスタンドと脱着式キーボードが付属する2-in-1のChromebookです。
SoCにMediaTek Kompanio 540を採用し、メモリは最大8GB(LPDDR5X-6400)、ストレージは最大128GB(eMMC)を搭載。重さはタブレット単体で約620gと、12インチクラスとしてはかなり軽量で、12.1インチの2.5Kタッチディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
Wi-Fi 7やBluetooth 5.3に対応し、前面・背面ともに503万画素のカメラ(背面はオートフォーカス対応)を搭載しているため、オンライン会議もビデオ通話も快適にこなせます。さらに4,096筆圧対応のASUS USI Penが付属し、背面マグネットでワイヤレス充電できるのも嬉しいポイントです。
価格はWi-Fiモデルの8GB/64GBで74,800円、8GB/128GBで94,800円。
タブレットタイプのChromebookとしては、2026年時点でかなり完成度が高い一台です。
ハードウェアとしての出来について、以下七つの視点でレビューしていきます。
| 評価項目 | 内容 |
|---|---|
| 外観デザイン | ベゼルが細くなりiPadライクに、キーボードも打ちやすい |
| パフォーマンス | Kompanio 540でブラウジングはサクサク、Linuxも実用的 |
| ディスプレイ | 2.5K・120Hz・600nitsで文句なしの美しさ |
| 拡張性 | USB-Cが1つのみ、USBハブはほぼ必須 |
| 使いやすさ | タブレットタイプのChromebookとしては2026年のベスト |
| 持ち運びのしやすさ | タブレット単体620gと軽量、片手でも持てる |
| バッテリー | 優秀、8時間以上はもつ |

まずは外観のデザインから。
CM30から持ち替えてすぐ気づくのが、ベゼルが細くなったことです。画面まわりの黒い縁がぐっと狭くなって、見た目がかなりiPadっぽくなりました。筐体色は「クラウドチタニウム」の一色のみで、落ち着いたシルバー系。背面にはASUS USI Penを固定するマグネット部分があり、ここにペンをくっつけて充電できます。

付属のデタッチャブルキーボードも、CM30から確実に打ちやすくなっています。
フルサイズのアイソレーションキーで、キーストロークは1.35mm。膝の上やカフェの小さなテーブルでも、しっかり文字が打てる感触です。

パフォーマンスについては、CM30から明確に良くなりました。
Kompanio 540と8GBメモリの組み合わせは、Chromeのタブを10枚以上開きながらYouTubeを再生し、Googleドキュメントで原稿を書いても、もたつきはほとんど感じません。私はこのCM32でブログ記事を1本まるごと書いてみましたが、入力の引っかかりもなく快適でした。
CM30のときは「Linuxを立ち上げると一気に重くなるなあ」とよく感じていたんですが、CM32ではそのストレスがかなり減りました。重量級のAndroidアプリも実用的に動くので、ブラウザ専用機という枠を超えて使える印象です。
ベンチマークの結果もご覧のとおり。
と高い数値をただきだしてくれました。

前モデルのCM30(MediaTek Kompanio528)は、
ほどでした。
数値、体感ともに向上しています。

ディスプレイは、このモデル最大の魅力だと思います。
12.1インチで2,560×1,600という2.5K解像度、しかも120Hzの高リフレッシュレートに対応。
Gorilla Glass 3のグレア仕様で、発色も鮮やかです。輝度も最大600nitsと明るく、カフェの窓際のような明るい場所でも十分見えます。
Kindleで漫画を読んだり、Yahoo!ニュースをスクロールしたりすると、120Hzのなめらかさがしっかり効いていて気持ちいいんですよね。
CM30の画面が物足りなく感じてしまうレベルで、ここは大きく進化したポイントです。

拡張性は、正直に言うと弱点です。
USB-Cが充電も兼ねているので、充電しながら別の周辺機器を使いたいときは、PD対応のUSBハブがほぼ必須になります。私はいつもAnkerのUSB-Cハブを一緒に持ち歩いているんですが、CM32でもこれは手放せません。SDカードスロットも非搭載なので、外部ストレージを使いたい人はこの点を覚悟しておいたほうがいいですね。

使いやすさは、現時点のタブレット型Chromebookの中ではベストだと感じました。
マグネットスタンドの角度調整がしやすく、Surfaceのように好きな角度で自立させられます。タブレットモードに切り替えてもランチャーの動きがカクつかず、画面回転もスムーズ。120Hzと相まって、タッチ操作の手触りがとにかく良いんですよね。
キーボードを外せば620gの軽量タブレット、付ければノートPC、ペンを使えば手書きノートと、一台で何役もこなせます。この切り替えのストレスのなさが、CM32の一番の強みだと思います。
持ち運びは文句なしです。
タブレット単体で約620g、マグネットスタンドを付けても約784g。キーボードまで含めても約1,096gと、12インチクラスとしてはかなり軽い部類です。リュックにポンと入れて、マクドナルドやコワーキングスペースに持ち出すのにちょうどいいサイズ感ですよ。
私は片手で持ってタブレットモードでニュースを読むことが多いんですが、620gなら長時間持っていても腕が疲れにくいのが嬉しいところです。
バッテリーは優秀でした。
スペック上の駆動時間は最大約13時間ですが、実際にブラウジングと動画再生、原稿執筆を混ぜて使っても8時間以上はしっかり持ちました。朝カフェに持ち出して夕方まで作業しても、ACアダプターなしで乗り切れるレベルです。
42Whと容量はそこまで大きくないんですが、Kompanio 540の省電力性がよく効いている印象ですね。45WのUSB-C充電にも対応しているので、減ってきても短時間でサッと充電できます。

まず良かったのが、Chromeの動作がはっきり速くなったことです。
Kompanio 520から540への進化は、数字以上に体感差があります。タブをたくさん開いてもスクロールが引っかからず、ストレスなくブログ運営の作業ができるようになりました。CM30を使ってきた私には、この快適さの違いが一番嬉しいポイントです。
さすがにChromebook Plusに比べたら、多少のもっさり感はありますが、10万円以下のパソコンと考えた場合、そのコストパフォーマンスはすばらしいですね。

CM30ではタブレットモードに切り替えるとランチャーがややもたつくことがあったんですが、CM32ではそれが解消されています。
アプリ一覧を開いたときの動きもなめらかで、120Hzの恩恵もあって全体的に手触りが良くなりました。
以前、Chromebookを使っていてタブレットタイプのランチャーのもっさり感が不満だった人であれば余計に良さを感じられると思います。

画面まわりのベゼルが細くなったおかげで、見た目の高級感が増しました。
タブレットとして手に持ったときの満足感が、CM30とは段違いです。
所有欲を満たしてくれるデザインだなあと感じます。
かなりiPadに近くなったというか、安っぽさがなくなりましたね。

付属キーボードの打鍵感もしっかり良くなりました。
1.35mmのキーストロークで適度な打ち応えがあり、CM30のキーボードよりカッチリした印象です。ペラペラ感が減って、長文を打っても疲れにくくなりました。
Deleteキーを搭載しているのも憎いですし、キートップの色も視認しやすくなっています。
タブレットタイプのパソコン用キーボードとしては、上位の仕上がりですね。

ASUS USI Penの書き味も向上しています。
4,096筆圧対応で、線の強弱がしっかり出るので手書きメモやちょっとしたイラストが気持ちよく描けます。背面にマグネットでくっつけて充電できる点も、Apple Pencilを使ってきた人にはおなじみで安心できる仕様です。
書いていて手首が辛くならないのは大きな進化ポイントです。


一番の弱点はやはりポートの少なさです。
USB-Cが1つだけで、しかも充電と兼用。
CM30から変わっていない部分なので、ここはもう一声欲しかったというのが本音です。
周辺機器をよく使う人は、PD対応のUSBハブをセットで用意しておきましょう。

10.5インチから12.1インチへと画面が大きくなったぶん、本体サイズも一回り大きくなりました。
画面の見やすさとのトレードオフではあるんですが、CM30の「片手でひょいと持てるコンパクトさ」が好きだった人には、少し大きく感じるかもしれません。
性能もディスプレイも進化したぶん、価格も上がりました。
CM30が4万円台から狙えたのに対し、CM32は8GB/64GBで74,800円、8GB/128GBだと94,800円と、定価ベースで3万円ほどアップしています。中身を考えれば妥当な値付けですが、「気軽に買える価格帯」ではなくなった点は正直に伝えておきたいところです。


キーボードを外せばタブレット、付ければノートPCというSurfaceタイプの使い方に魅力を感じる方にオススメです。
マグネットスタンドで自由に角度を変えられるので、動画視聴も原稿書きも手書きメモも一台でこなせます。
タブレット単体620gの軽さと、12.1インチ2.5K・120Hzの美しい画面を両立した最新モデルを探している方にぴったりです。
Wi-Fi 7にも対応しているので、長く使える点でも安心できます。
2026年に新発売になった「タブレットタイプ」はこのモデルだけなので、どうせ買うのなら新しいモデルが良い方にオススメです。
ポートの少なさが弱点ではあるので、逆に言えば
「USB-Cが1つでも気にならない」
「ハブは持ち歩く」
という方には全く問題ありません。
クラウド中心のシンプルな使い方をする方こそ、このモデルの軽さと快適さを存分に楽しめます。
「ASUS Chromebook CM32 Detachable(CM3206)」がどこで買えるか?、比較できる同じような機種は何があるのか?を紹介します。
購入先ですが、AmazonやASUS公式ストア、各種家電量販店で購入可能です。
LTEモデルはau Online Shopやauショップ、家電量販店で取り扱っています。
価格はWi-Fiモデルの8GB/64GBで74,800円、8GB/128GBで94,800円、LTEモデルが99,800円です。
まずはAmazonの価格をチェックしてみることをオススメします。

比較もしておきます。
対象になるのは、前モデルの
「ASUS Chromebook CM30 Detachable(CM3001)」
でしょう。
販売終了とはなって折らず、併売されています。
どちらもMediaTek Kompanioを搭載したデタッチャブル型Chromebookですが、CM32はSoCもディスプレイも大きく進化しています。
| 項目 | ASUS Chromebook CM32 Detachable (CM3206) | ASUS Chromebook CM30 Detachable (CM3001) |
|---|---|---|
| 価格 (参考) | 74,800円〜(8GB/64GB) | 4万円台〜(8GBモデル) |
| CPU | MediaTek Kompanio 540 | MediaTek Kompanio 520 |
| ディスプレイ | 12.1型, 2.5K (2,560×1,600), 120Hz, タッチ対応 | 10.5型, WUXGA (1,920×1,200), 60Hz, タッチ対応 |
| メインメモリ | 4GB / 8GB LPDDR5X-6400 | 4GB / 8GB LPDDR4X |
| ストレージ | 64GB / 128GB eMMC | 64GB / 128GB eMMC |
| インターフェース |
USB3.2 Type-C ×1(PD・映像出力対応) |
USB2.0 Type-C ×1 |
| 無線通信 | Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.3 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 |
| 重量(タブレット) | 約 620 g | 約 520 g |
| 自動更新期限(AUE) | 2036年頃(2026年発売) | 2034年頃(2024年発売) |
比較ポイントまとめ
全体的な性能やディスプレイ、新しさを考慮すると、ASUS Chromebook CM32 Detachable(CM3206)の方が満足度が高く、オススメできるモデルです。
とにかく軽さとコンパクトさを重視するなら、安くなったCM30も依然として魅力的な選択肢とはいえます。

以上、「ASUS Chromebook CM32 Detachable(CM3206)」についての実機レビューをお送りしました!
CM30ユーザーの私から見ると、SoCもディスプレイも確実に進化していて、特にChromeブラウザの動作がキビキビになったのは大きな魅力です。
USBポートが1つだけ、価格が上がった、といった妥協点はありますが、タブレットとしてもノートとしても使える完成度の高さと、12.1インチ2.5K・120Hzの美しい画面は、毎日の作業を楽しくしてくれます。
Surfaceタイプの2-in-1が好きな方や、軽くて美しい画面のChromebookを探している方に、自信を持ってオススメできる一台だなあと改めて感じます。
まだ試していない方は、ぜひASUS Chromebook CM32 Detachable(CM3206)をチェックしてみてください!
